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本・映画の感想を綴るブログ

『和菓子迷宮をぐるぐると』感想・レビュー|理系男子が和菓子職人を目指す、ほっこり青春小説【太田忠司】



 

※本作は2024年3月の文庫化にあわせて『ぐるぐる、和菓子』へ改題されています。



太田忠司『和菓子迷宮をぐるぐると』(2024年文庫化時に『ぐるぐる、和菓子』へ改題)は、

理系大学生の主人公が“和菓子”に魅了され、和菓子職人を目指して製菓専門学校へ通い始める青春小説です。

 

 

  • 和菓子作り
  • 進路への悩み
  • 若者たちの友情
  • “理系思考”と職人の世界

が描かれており、読後にはじんわり温かい気持ちになれる作品でした。

 

タイトルからは少し不思議系ミステリのような印象も受けますが、実際は“夢に向かって悩みながら進む若者たち”を描いた青春物語。

 

本記事では、『和菓子迷宮をぐるぐると』の魅力や感想を、ネタバレ控えめでレビューしていきます。

 


ぐるぐる、和菓子 (ポプラ文庫 お 16-2)

 

  • 『和菓子迷宮をぐるぐると』あらすじ・書籍情報
    • あらすじ
    • 書籍情報
  • 『和菓子迷宮をぐるぐると』感想・レビュー
    • 理系男子が“和菓子”に人生を変えられる青春物語
    • 製菓専門学校で描かれる、優しい青春群像劇
    • “理系思考”は和菓子作りに向いているのか?
    • 優しい青春小説だった!
  • まとめ

 

 

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『ある警察官の奇妙な告発にまつわる諸資料』感想・レビュー|調書からじわじわ侵食するモキュメンタリーホラーが怖い【やまだのぼる】

 

「もし、この調書が本物だったら――。」

 

『ある警察官の奇妙な告発にまつわる諸資料』は、警察署に保管された不可解な調書をもとに真相を追う、モキュメンタリーホラー小説です。

 

調書や取材記録を読み進めるうちに、少しずつ現実との境界が曖昧になっていく恐怖が魅力の一冊。

 

因習村ホラーや『近畿地方のある場所について』のような作品が好きな人には特におすすめです。

 

今回は『ある警察官の奇妙な告発にまつわる諸資料』をネタバレなしでレビューします。

 


ある警察官の奇妙な告発にまつわる諸資料 (角川書店単行本)

 

  • 『ある警察官の奇妙な告発にまつわる諸資料』あらすじ・書籍情報
    • あらすじ
    • 書籍情報
  • 『ある警察官の奇妙な告発にまつわる諸資料』感想
    • 調書を読むだけなのに怖いモキュメンタリーホラー
    • ホラー小説が苦手でも読める
    • 因習村ホラー好きなら間違いなく楽しめる
    • 書籍版だからこそ味わえる没入感
  • まとめ

 

 

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『スノウマンの葬列 真々部律香の推理断章』感想・レビュー|魅力的な探偵と本格謎解きが光る連作ミステリー【麻根重次】

 

 

『スノウマンの葬列 真々部律香の推理断章』は、麻根重次による本格ミステリーの連作短編集。

 

雪山で発見された不可解な遭難死、密室殺人、暗号――。

 

バラエティ豊かな五つの事件を、安曇野市の謎解きコンサルタント事務所「オフィスレイヴン」の所長・真々部律香が解き明かしていく。

 

本格ミステリーとしての完成度はもちろん、個性的なキャラクターたちの掛け合いも魅力的な作品でした。

 

今回は『スノウマンの葬列 真々部律香の推理断章』をネタバレなしでレビューします。

 

 


スノウマンの葬列 真々部律香の推理断章 (角川春樹事務所)

 

  • 『スノウマンの葬列 真々部律香の推理断章』
    • あらすじ
    • 書籍情報
  • 『スノウマンの葬列 真々部律香の推理断章』感想
    •  表題作「スノウマンの葬列」が圧巻
    •  真々部律香という探偵が魅力的
    • 本格ミステリー好きなら楽しめる連作短編集
    • 続編を読みたくなるシリーズだった
  • まとめ

 

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『バニラな毎日』感想・レビュー|心がじんわり温まる、お菓子と人生を描くハートフル連作短編集【賀十つばさ】

 



読んでいるだけでケーキが食べたくなる。

 

『バニラな毎日』は、そんな幸せな気持ちにさせてくれるハートフルな連作短編集です。

 

間もなくシリーズ第3作『バニラな旅立ち』も発売予定で、今からシリーズを読み始めるのにもぴったりのタイミング。

 

閉店が決まった洋菓子店を舞台に、お菓子作りを通して悩みを抱えた人たちが少しずつ前を向いていく姿が描かれます。

 

美味しそうなお菓子の描写はもちろん、人とのつながりや人生の再出発を優しく描いた物語に、読後は心がじんわり温かくなりました。

 

今回は『バニラな毎日』をネタバレなしでレビューします。

 


バニラな毎日 (幻冬舎文庫)

 

  • 『バニラな毎日』
    • あらすじ
    • 書籍情報
  • 『バニラな毎日』感想
    • お菓子作りがつなぐ優しい人間ドラマ
    • 白井と佐渡谷のコンビがとにかく良い
    • 読んでいるだけでお腹が空くお菓子描写
  • まとめ
  • 『バニラな毎日』シリーズ一覧
    • 『バニラなバカンス』(シリーズ第2弾)
    • 『バニラな旅立ち』(シリーズ第3弾)

 

 

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『ヴェルサイユ宮の聖殺人』感想・レビュー|フランス革命前夜を描く、重厚な歴史ミステリー【宮園ありあ】

 

 

宮園ありあ『ヴェルサイユ宮の聖殺人』は、フランス革命前夜のヴェルサイユ宮殿を舞台にした歴史ミステリーです。

 

宗教画に残された血文字。

聖書を握った死体。

そして第一容疑者となった戦場帰りの青年士官――。

 

華やかな宮廷文化と、革命前夜の不穏な空気が入り混じる世界観の中で、公妃マリー=アメリーとボーフランシュ大尉が事件の真相に迫っていきます。

 

第10回アガサ・クリスティー賞優秀賞受賞作でもある本作。

ミステリーとしての面白さはもちろん、18世紀フランスの文化・宗教・芸術まで濃密に描かれており、“フランスの世界観にどっぷり浸れる作品”でした。

 

本記事では、『ヴェルサイユ宮の聖殺人』の魅力や感想をネタバレ控えめでレビューしていきます。

 


ヴェルサイユ宮の聖殺人 (ハヤカワ文庫JA)

 

  • 『ヴェルサイユ宮の聖殺人』あらすじ・書籍情報
  • 『ヴェルサイユ宮の聖殺人』感想・レビュー
    • 装丁が美しい!ポップな印象とは裏腹な重厚ミステリー
    • ミステリーを通してヴェルサイユ宮殿とフランス革命前夜を味わえる
    • 続編が気になる!革命前夜という時代設定が面白い
  • まとめ

 

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『黄昏の囁き〈新装改訂版〉』感想・レビュー|ホラー要素控えめで読みやすい、“囁きシリーズ”第3作【綾辻行人】

 

綾辻行人『黄昏の囁き〈新装改訂版〉』は、“囁きシリーズ”第3作にあたる長編ミステリーです。

 

なお、“囁きシリーズ”は各作品ごとに主人公や事件が異なるため、読む順番を気にせず本作から読んでも楽しめます。

シリーズ未読の方や綾辻行人作品が初めての方にもおすすめです。

 

囁きシリーズといえば、過去の記憶や不穏な心理描写によるホラー・サイコサスペンス色の強さが魅力ですが、本作はシリーズの中でも比較的ホラー要素が控えめ。

兄の転落死をきっかけに、主人公が封印していた幼少期の記憶と向き合っていく物語で、不穏な空気を漂わせながらも読後感は意外なほど爽やかです。

 

本記事では、『黄昏の囁き〈新装改訂版〉』のあらすじや魅力、感想をネタバレ控えめでレビューしていきます。



黄昏の囁き 〈新装改訂版〉 (講談社文庫)

 

  • 『黄昏の囁き〈新装改訂版〉』あらすじ・作品情報
  • 『黄昏の囁き〈新装改訂版〉』感想・レビュー
    • ホラー要素控えめで読みやすい“囁きシリーズ”
    • 囁きシリーズ4作目『空白の囁き(仮)』に期待!
  • まとめ

 

 

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『時空犯』感想・レビュー|SF初心者にも読みやすい!ループ設定が面白いSFミステリー【潮谷験】

 

潮谷験『時空犯』は、“同じ一日が900回以上ループしている世界”を舞台にしたSFミステリーです。

 

時間が巻き戻るループものと聞くと、 「設定が難しそう」 「SF初心者にはハードルが高そう」 と思う人もいるかもしれません。

 

ですが本作は、複雑な時空設定を丁寧に説明しながら進んでいくため、とても読みやすい作品でした。

 

ループする世界で起きる殺人事件。 事件そのものが“無かったこと”になってしまう状況。 そして、同じ時間を共有する9人の奇妙な連帯感。

 

SFとしての面白さと、ミステリーとしてのロジカルな謎解きがどちらも楽しめる一冊です。

 

本記事では、『時空犯』の魅力や感想をネタバレ控えめでレビューしていきます。




時空犯 (講談社文庫)

 

  • 『時空犯』あらすじ・書籍情報
  • 『時空犯』感想・レビュー
    • SF初心者にも読みやすいループものミステリー
    • “事件そのものが無かったことになる”ループ設定が面白い
    • ループを共有する9人の関係性が良い
  • まとめ

 

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『お探し物は図書室まで』感想・レビュー|司書が“今のあなたに必要な本”を選んでくれる、心温まる連作短編集【青山美智子】

 

青山美智子『お探し物は図書室まで』は、“今の自分に必要な本”と出会うことで、少しずつ人生が動き出していく――そんな優しい連作短編集です。

舞台は、羽鳥コミュニティハウス内にある小さな図書室。

そこには、一見すると無愛想だけれど、不思議と人の心を見抜いてしまう司書・小町さゆりがいます。

仕事、将来、育児、夢、人との関わり。

さまざまな悩みを抱えた人々が図書室を訪れ、小町さんにすすめられた“意外な本”によって、自分の人生を少しずつ見つめ直していく――。

2021年本屋大賞第2位にも選ばれた話題作であり、読後にはじんわりと前向きな気持ちになれる作品でした。

本記事では、『お探し物は図書室まで』の魅力や感想を、ネタバレ控えめでレビューしていきます。


お探し物は図書室まで (ポプラ文庫 日本文学)

 

  • 『お探し物は図書室まで』あらすじ・書籍情報
  • 『お探し物は図書室まで』感想・レビュー
    • 5篇の短編集
      • 一章 朋香21歳・婦人服販売員
      • 二章 諒35歳・家具メーカー経理部
      • 三章 夏美40歳・元雑誌編集者
      • 四章 浩弥30歳・ニート
      • 五章 正雄65歳・定年退職
    • 登場人物同士の繋がりが温かい
  • まとめ

 

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『クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝』感想|映画二作目は王道冒険!クレしん流ギャグの魅力

 

映画『クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝』は、1994年公開のシリーズ第2作目。

 

舞台は南国のジャングル、誘拐された王子、秘宝をめぐる陰謀……まさに冒険映画の王道要素を詰め込んだストーリーです。

ありきたりと言えばそうなのですが、

そこに「しんのすけらしさ」と「野原一家の絆」を盛り込んでいるのが本作の魅力。

今回はその感想をじっくり語ってみたいと思います。

 


映画クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝

 

  • 『クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝』あらすじ・映画情報
  • 『クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝』感想
    •  王道テンプレの安心感のある冒険譚
    • 野原夫婦の仲良し描写
    •  ニーナとサリーの存在感
    • 前作とのギャップ
  • まとめ

 

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『楽園とは探偵の不在なり』感想・レビュー|天使がいる世界で起こる“特殊設定クローズドサークル”ミステリ【斜線堂有紀】

 

 

斜線堂有紀『楽園とは探偵の不在なり』は、

 

  • 孤島
  • クローズドサークル
  • 名探偵
  • 連続殺人

 

という王道本格ミステリの要素に、

 

“二人以上殺すと天使に地獄へ落とされる世界”

 

という強烈な特殊設定を組み合わせた作品です。

 

特殊設定ミステリとして高い評価を受け、 『このミステリーがすごい!』など各種ランキングにも続々ランクインしました。

 

一見すると奇抜な設定に見えますが、 実際に読んでみると面白いのは“設定そのもの”だけではありません。

 

「天使が存在する世界で、人はどう正義を考えるのか」

 

というテーマが作品全体に流れており、 哲学的な空気をまとったミステリとしても非常に印象的でした。

 

本記事では、『楽園とは探偵の不在なり』のあらすじや魅力を、 ネタバレなしで感想レビューしていきます。

 


楽園とは探偵の不在なり (ハヤカワ文庫JA)

 

  • 『楽園とは探偵の不在なり』あらすじ・書籍情報
  • 『楽園とは探偵の不在なり』感想
    • “天使がいる世界”という設定がとにかく面白い
    • 孤島×館×特殊設定。“クローズドサークル好き”には刺さる
    • 名探偵・青岸焦のキャラクターが印象的
  • まとめ

 

 

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映画『スクリーム(2022)』感想レビュー|人気ホラー映画の新章が幕を開ける!過去作未見でも楽しめる?新たな恐怖

1996年に公開された映画『スクリーム』は、ホラー映画の歴史を語るうえで外せない作品です。

メタフィクション的な仕掛けや、ホラー映画の定番を逆手に取ったストーリー展開で当時の観客を驚かせ、瞬く間にカルト的人気を博しました。

その後も『スクリーム2』『スクリーム3』『スクリーム4』とシリーズは継続し、ホラー映画ファンにとって特別な存在となりました。

 

そして新たな物語が『スクリーム(2022)』として蘇ります。本作はシリーズの新章を告げる作品でありながら、過去作を観ていない人でも楽しめる構成になっているのが大きな魅力。

まさに“これからスクリームを観てみたい”という方にとって、最適な入口となる一本です!

 


スクリーム (2022)

 

  • 『スクリーム(2022)』作品情報
  • ネタバレ無し感想|シリーズ未見でもわりといける
  • ネタバレ有り感想
    • 1. 怖さの要素と物足りなさ
    • 2. アメリカのホームパーティー描写
    • 3. リブートとしての成功と課題
  • まとめ
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飛鳥部勝則『レオナルドの沈黙』感想|“読者への挑戦”は本当にフェア?霊媒×密室の本格ミステリをレビュー

飛鳥部勝則の『レオナルドの沈黙』は、

霊媒による予告殺人と密室事件という、ミステリ好きの心をくすぐる要素を詰め込んだ本格推理小説です。

「読者への挑戦」を掲げたクラシックな構成も魅力で、

手がかりをもとに推理しながら読み進める楽しさがあります。

しかし読了後には、

“その挑戦は本当にフェアだったのか?”

と考えさせられる一作でもあります。

本記事では、『レオナルドの沈黙』のあらすじとともに、

読んで感じた魅力と違和感をネタバレなしでレビューしていきます。



レオナルドの沈黙 (幻冬舎文庫)

 

  • 『レオナルドの沈黙』あらすじ・書籍情報
  • 『レオナルドの沈黙』感想
    • 設定の面白さはトップクラス。読んでいる間はずっと楽しい
    • 「読者への挑戦」がある王道スタイル。本格ミステリ好きには刺さる
    • ただし「読者への挑戦」という前提で見ると評価が分かれる
  • まとめ

 

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『そして誰もいなくなった』感想・レビュー|結末を知っていても面白い“元祖クローズドサークル”の完成度【アガサ・クリスティ】

 

アガサ・クリスティの代表作『そして誰もいなくなった』は、

ミステリー史において“最も有名な作品のひとつ”と言っても過言ではありません。


そして2026年3月、没後50年という節目にあわせて改訳新版が発売され、

あらためて注目が集まっています。

 

数えきれないほどの作品に影響を与えてきた本作ですが、

 

  • 「なんとなく内容は知っている」
  • 「孤島で一人ずつ死んでいく話でしょ?」

 

そんなイメージだけで、実際には読まずに後回しにしている方も多いのではないでしょうか。

 

かくいう私もその一人でしたが、実際に読んでみると――
“知っているはずの物語なのに、ちゃんと面白い”。



可愛らしい装丁で改訳新版が発売された今、
“なぜこの作品がここまで語り継がれているのか”を体感するには、絶好のタイミングです。

本記事では、その魅力と読後の感想を詳しくレビューしていきます。




そして誰もいなくなった〔改訳新版〕 (クリスティー文庫)

 

  • 『そして誰もいなくなった』あらすじ
  • 『そして誰もいなくなった』感想
    • 超有名作、ついに読了。「やっぱり想像通りだった」
    • この物語、緻密か?それとも危ういバランスか
    • ラストの構造美と読後に残る不気味さ
  • ドラマ版『そして誰もいなくなった』もおすすめ
  • まとめ

 

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夕木春央『十戒』感想・レビュー|戒律に縛られた“精神的クローズドサークル”の緊張感あるミステリー

 

夕木春央『十戒』は、前作『方舟』で大きな話題を呼んだ著者による注目作。

舞台は孤島のクローズドサークル──ですが、本作は少し異質です。
閉じ込められているのは“場所”ではなく、“ルール”。

「犯人を探してはいけない」という制約のもとで進む物語は、
普通のミステリーとはまったく違う緊張感を生み出しています。

前作『方舟』とゆるやかに繋がっているため、未読の方は『方舟』を先に読むのがおすすめ。(※一部ネタバレに触れる可能性があります)

 

  • 『十戒』あらすじ・書籍情報
  • 『十戒』感想
    • “精神的クローズドサークル”の面白さと少しの惜しさ
    • 犯人の対応力とメンタルが怖い
    • ラストの衝撃と読後の余韻
  • まとめ


十戒 (講談社文庫)

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『予言館の殺人』感想・レビュー|館ものではない!予言×配信×心霊の新感覚ミステリ【井上悠宇】

 

「館ものミステリだと思って読み始めたのに、違った。」
これが本作を読んだ最初の感想です。

ですが、それは決してマイナスではありませんでした。

本作は、館で起こる連続殺人ではなく、“13年前の事件の真相を解き明かす”物語。
予言と心霊、そして配信という現代的な要素が絡み合い、これまでにないミステリ体験を味わえます。

館ものではありませんが、十分に面白い作品でした。

 

  • 『予言館の殺人』あらすじ・書籍情報
  • 『予言館の殺人』感想
    • 予言は絶対か?回避できるのか?物語の核心
    • 心霊×推理×配信のハイブリッド作品
    • 館ものではないが面白い“予言ミステリ”
  • まとめ


予言館の殺人 (角川書店単行本)

 

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